経営情報活用事業

VVHJ機構では、会員病院間の経営の質向上を目的に経営情報を活用した研究事業を行っております。
会員病院から収集する情報としては、損益計算書の数値をはじめ、病床数、施設認定、DPCの係数、職種別の職員数、外来・入院の患者数や患者一人当り収益、高度医療機器等の稼働状況、診療科毎の入院・外来収益、診療科別の年間手術件数等、多岐にわたっております。

収集した情報は、各病院が経営情報ツールを使って分析を行えます。VHJの経営分析ツールの最大の特徴は、匿名化されていない顔の見える病院間での比較分析が可能だという点です。病床規模、ベッド単価等の切り口で比較検討する病院を選択することができ、経営数値をレーダーチャート(図1)やグラフ(図2)により可視化し、自院の強み弱みを把握し、経営上の問題点の発見に役立てます。将来的には「経営情報」と「DPCデータ」を組み合わせた分析手法の開発も検討していきます。

(図)1

(図)2

■ 指標例
・収益性指標「医業利益率」「経常利益率」「人件費率」「材料費率」「委託費率」
・生産性指標「病床一床当たり医業収益」「医師一人当たり付加価値」「労働生産性」「限界利益率」
・機能性指標「一日平均入院患者数」「患者規模100人当たり職員」「外来/入院比率」

研修会:集積データの分析活用は、操作研修が不可欠であり、研修を定期的に実施しています。
また、参加者20名以下の小規模体制できめ細かく対応しています。

2016.01 経営分析研修会
■ 研修会内容
・1日目 OLAP操作の復習、『経営指標分析ツール』を使用した分析手法の共有、情報交換会
・2日目 病床機能報告・機能分化に関する分析、診療報酬改定に関する分析

地域医療の中核を担う会員病院が、相互にデータを公開し、医療や経営の分野で、それぞれの持つ優れた点を学び、全国的に展開しています。