「第13回VHJ機構臨床指導医養成講座」の報告にあたって

塩川 智司

2005年1月の第1回本指導医養成講座開催以来、回を重ねこの度、第13回指導医養成講座が2010年6月25〜27日に開催され無事終了いたしました。

今回の受講者は、VHJ機構会員病院14施設から27名が参加し、公募による10名を加えた37名で、第1回からの受講修了者総数は537名になりました。

今回の講座は、前回に続き比較的少人数での運営となり、そのせいか発表・討論に余裕ができ、以前に比べてゆとりのある講座となり、結果的に受講生の数は適正であったと思われます。また、今回の受講生は、目的意識を持って参加された方が多かったのか、最近の講座の中でもとりわけモチベーションが高く、熱心にディスカッションが交わされ、まとまりもよく実りのある講座となりました。

セッション終了後の懇親会、交流会にも多くの受講生、世話人が参加し、遅くまで臨床研修教育に関する意見交換がなされました。各人連帯感を育み、他施設との連携を築けたものと推断いたします。会員間の交流は、本講座の目的の一つでもあり、受講生のアンケート結果からも、全体をとおして達成感のある講座になったのではないかと自負しています。

病院にとって優れた医師の確保は最重要課題であります。質・量ともに充実しているとの評価をいただいておりますが、VHJ機構臨床指導医養成講座としては決して慢心することなく、今後も医療制度・医療状況・国民の要望をふまえて、さらに質の高い講座を模索しつつ、将来の日本の医療を支える医師の育成という役割を果たさなければならないと考えます。

なお来年度には新臨床研修制度下に研修を終え、7年の臨床経験を積んだ医師から研修指導医が誕生することになります。1人でも多くのこころざしを一にする仲間が、本養成講座をとおして増えてゆくことを期待しつつ、ご報告の言葉とさせていただきます。

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